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2024.09.10お知らせ
高校生、三輪そうめんづくりを学ぶ
令和6年8月
奈良県の高校では、観光地や地場産業を取材し、
地元奈良について理解を深め探求していくという授業があります。
この授業の一環として、桜井市内の高校生が池利の工場にやってきました!
※通常、池利では工場見学は行っておりません
三輪そうめんの工程を説明している様子
池利の三輪そうめんができるまではこちら
■麺のひきのばし体験!
三輪そうめんの製造工程では生地を捏ねてのばして、
休ませてを繰り返し、棒に巻きつけた40センチほどの
そうめんを1メートル20センチの長さにまで、
引っぱってひきのばします。
引っぱっても切れることのない
“そうめんの力”を実際に感じていただけるのが
この引きのばし体験です。
グッとひっぱろうとしている瞬間。
思いのほかのびます!
■箸入れと検品を間近で見学!
細く細く引きのばした麺をじっくり乾燥させていきます。
この際に、麺同士がくっつかないように
長い箸を入れて、麺をさばいていきます。
箸入れの様子
できあがった三輪そうめんは目視検品によって
不良を見抜き省いていきます。
この日は「三輪素麺 梅」の検品でした。
■池利の三輪そうめんを実食!
新物の三輪そうめんと大涸(おおひね)の三輪そうめんを食べ比べ、
喜んでいただきました!
※新物とは製造から1年以内のもの、小麦の香りと風味が豊かなそうめんです。
※大涸(おおひね)とは製造より2年以上寝かせたもの、
寝かせることで風味とコシが増したそうめんです。
質問タイムを挟みながら、本日の授業は終了。
とても礼儀正しく、説明にも真剣に耳を傾け、
一生懸命メモを取りながら取り組む姿勢が印象的でした。
この授業をきっかけに、普段の生活で「あ、三輪そうめん」と
少しでも気にかけてもらえたら、嬉しいかぎりです。
数日後、学生の皆様からお礼のお手紙が届きました!
ありがとうございます。
これからもいろいろな経験、知識を深めて、頑張ってください。